下肢静脈瘤とは
静脈にある逆流防止弁が立ち仕事、妊娠などをきっかけとして壊れてしまうことが原因です。
岩国唯一の血管内レーザー焼灼術指導医資格を持った医師が適切に診断・治療を行います。
日帰りで手術が可能です。
またきちんとした計測に基づいたストッキングの処方、履き方の指導もさせていただきます。
静脈瘤は徐々に進行し自然治癒することはありません。
はじめは静脈瘤があるだけで無症状ですが、進行するとこむら返り、だるさ、むくみなどの症状がでてきます。このような状態が長く続くと皮膚炎がおき場合により色素沈着、難治性潰瘍などの重篤な症状に進行します。
下肢静脈瘤の治療には下記のものがありますが、それぞれの治療法にはメリット・デメリットがあり静脈瘤のタイプや患者さんの状態により適切に治療法を選択します。
古くから行われている治療法です。足の付け根と膝の内側を切開し病気になった静脈内に手術用ワイヤーを通してワイヤーごと血管を抜き取る手術です。病気のある血管を引き抜いてしまうため高い治療効果が期待できます。一方血管内カテーテル手術に比べ痛みが強く、出血、神経損傷等の合併症が起きる確率が高いと考えられます。
皮膚表面に近い部位の静脈瘤に硬化剤を注入し固める治療です。
固めた静脈は半年ぐらいかけて吸収され消えてしまいます。
外来で10分程度で行うことができます。
硬化療法は大変有用な治療法ですが進行した静脈瘤には効果が期待できないこともあります。
標準的な治療を行った場合のおおよその自己負担額となります。
当院での診療は基本的にすべて保険診療です。
※薬代や弾性ストッキングの料金は含まれていません。
なお、自己負担率や保険の種類により窓口での支払額は異なりますので、詳細はクリニックまでお問い合わせください。